SambaでNASを作る
SambaでNASを立てるときによく忘れるのでメモメモ
環境
ubuntu 20.04
謎のintel cpuが載ったノーパソ
インストール
Sambaをインストールします
sudo apt update sudo apt samba -y
なんかapt-getは推奨されなくなったようです。理由はわからん。
必要なソフトウェア+ファイルがインストールされます。
ファイヤーウォールの設定
sambaでは以下のポートを使用します
- 137 : 名前登録用
- 138 : ファイル閲覧用
- 139 : ファイル閲覧+プリンター接続用
- 445 : ファイル閲覧+プリンター接続用
それなりのサーバー管理者であれば開けるポートは慎重に決めなきゃいけないと思いますが、「どうでもいいわ、動けばいい!」のひとは全部ポート開放してください。
sudo ufw allow 137 sudo ufw allow 138 sudo ufw allow 139 sudo ufw allow 445
リロードしときます
sudo ufw reload
ステータスを使って開いたか確認します。
sudo ufw status
アカウント設定とか
アカウントの必要とか必要じゃないとかはsambaのconfigファイルの設定によって変わりますが、今回はログインしなきゃいけないNASと、誰でも使えるNASを作ります。
まずログイン用のアカウントを作ります。
最初に作ったunixユーザーでいいやって人はやる必要ないです。
sudo pdbedit -a "ここにユーザー名"
パスワードを要求されるので入れましょう。
共有フォルダ(ディレクトリ)を作る
フォルダを作ります。
sudo mkdir /home/test/
ファイル権限を変えます。
sudo chmod 777 /home/test/
ファイル権限の意味が分からんと思う人が出てくると思うので、説明用の画像を作りました。
次はコンフィグファイルを変更します。
debian系は /etc/samba/smb.conf にあります。
centosは知らないです。
以下のコマンドでコンフィグファイルを閲覧します。
sudo nano /etc/samba/smb.conf
一番下の部分に以下を追加します。
ログインあり
[test] comment = test desu path = /home/test browseable = yes read only = no guest ok = no directory mode = 0777
ログインなし
[test] comment = test desu path = /home/test browseable = yes read only = no guest ok =yes directory mode = 0777
guest ok をyesかnoにするとログインを要求されるか変化します。
要求されるユーザー名とパスワードはディレクトリを所持しているアカウントやグループによって変わります。
所持しているユーザーが知りたければ、ファイルのパスへcdを使って移動した後にlsで確認してください。
cd /home/ ls -l あるいは ls -l /home/
ユーザーが違ったユーザーの場合chownで権限ユーザーを変更します。
sudo chown -R ユーザー名:グループ名 /home/test
最後に再起動します
sudo systemctl restart smbd sudo systemctl restart nmbd
あとはwindowsから接続してみます。
外部のマシンから接続する
どうせwindowsしか使わないだろうからwindowsでの接続方法を説明します。
windowsのエクスプローラーを起動します。
左のボーダータブからネットワークを選択します。
上のファイルパスのところにIPアドレスを入力します。
\\000.000.000.000\
0のところにはIPアドレスを入力してください。
ネットワーク共有がONになっていれば、ネットワークを押しただけで表示されることもあります。(表示されないときはネットワークの設定が誤っている場合があります)
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