サークルの3Dプリンターの使い方

0 : 目次 

0 : 目次
1 : 必要なもの
2 : 各種名称
3 : CADソフトで変換する
4 : 3DモデルをGcodeにスライスする
5 : データをプリンターにアップロード
6 : 3Dプリンターのセッティング
7 : 3Dプリンターで印刷
8 : 停止、終了、強制停止、復旧の方法
9 : 印刷が終わったら、後片付け
10 : トラブルシューティング
11 : 最後に

1 : 必要なもの

・パソコン
・CADソフト(STL、3MF、OBJ等が出力できるもの)
・スライスソフト(Cura、Creality Print、Flash Print)
 
※このページではCADソフトはSolidWorks2020、スライスソフトはCuraを使います。

2 : 各種名称

2.1 3Dプリンター(Creality Ender3)
①X軸ステッピングモータ
②Z軸ステッピングモータ
③E軸ステッピングモータ(エクストゥルーダ)
④Y軸ステッピングモータ
⑤ステージ(ベッド、ビルドプレート)
⑥タッチセンサ(3Dtouch、BLtouch)
⑦ノズル冷却ファン
⑧ノズル
⑨フィラメント冷却ファン
⑩メイン電源
⑪調節ねじ
⑫メインボード
⑬コントローラ
⑭microSDカードポート
⑮コントローラーノブ
⑯メイン電源スイッチ
⑰micro-USB通信ポート

2.2 コントロールマシン(Raspberry Pi)
①GPIOピン
②映像出力ポート(DSI, Display Serial Interface)
③電源入力ポート(Micro-USB)
④映像出力ポート(HDMI)
⑤映像入力ポート(CSI, Camera Serial Interface)
⑥音声出力ポート(AUX)
⑦優先LAN接続ポート(Ethernet 1000M-BASE)
⑧USB入出力ポート

2.3 octoprint
①シリアル接続設定(使いません)
②プリントステータス
③印刷開始
④印刷停止
⑤印刷終了
⑥ファイルマネージャ
⑦温度推移グラフ
⑧ノズル温度
⑨ステージ温度(ベッド温度、ビルドプレート温度)
⑩メニュータブ
⑪ ユーザーメニュー

3 : CADソフトで変換する

3.0 CADソフトを使ってCADモデルを3Dモデル(ポリゴンモデル)に変換する
3.1 CADソフトでモデルを開く
3.2 上部ツールバーから[ファイル(F)]→[指定保存...(A)]を選択
3.3 [ファイルの種類(T)]を選択
 
3.4 任意の拡張子(STL、3MF、OBJなど)を選択する
 
3.5 [はい(Y)]を押して保存する
3.6 このモデルは保存場所を覚えておくこと
 

4 : 3DモデルをGcodeにスライスをする

4.0 スライスソフトを事前に設定する(設定方法はこのリンクから)
4.1 出力されたファイルをスライスソフトにドラックアンドドロップで読み込む
4.2 設定を行う(詳しく知りたい人は自分でググる)
4.3 右下の[スライス]を右クリックしスライスを行う
4.4 完了したら再度右下の[保存する]を選択し、保存する
 

5 : データをプリンターにアップロード

5.0 octoprintを利用し、データをアップロードする
5.1 3Dプリンターに貼られているQRコードからoctoprintにアクセスする
      ※もしアクセスできない場合はここのURLを参考にコントロールマシンを起動する
5.2 ログイン画面が出てくるのでログインをする
      ※ログインIDとパスワードはプリンターに添付してあるのでそれを参考にログインする
      ※Websoketエラーが出るときはhttpsからhttpアクセスに変更する
5.3 サイトのウィンドウにドラッグアンドドロップを行いファイルをアップロードする
 

6 : 3Dプリンターのセッティング

6.0 !最重要!この章ではプリンターのセッティングを行う。これをうまく行わないと失敗します
6.1 3Dプリンターのメイン電源を入れる 
6.2 USBケーブルが3Dプリンターとコントロールマシンで接続されているか確認する
6.3 カメラがある場合はコントロールマシンに接続されているか確認する
6.4 クリアランス設定
  6.4.0 ノブの使い方は押し込むと決定で、回すと項目を選べる。
          ※メニューの横についている矢印は二種類あり、[→]だと新たなメニューが出てきて、[]だと前のメニューに戻ることができる。
  6.4.1 3Dプリンターのコントローラからノブを押す。そのあとにノブを回し、[Prepare][Auto Home]の順に選択するとすべての軸がホームポジションに戻る。
  6.4.2 z軸のクリアランス設定をする。3Dプリンターのコントローラからノブを押す[Prepare][Move Axis][Move Z]を選択。[Move 1mm]か、[Move 0.1mm]を使ってMove Z: +000.0にする。
  6.4.3 3Dプリンターのコントローラからノブを押す[Control][Bed Leveling][Probe Z Offset]の順に選択する。ノブの時計回りで上方向、反時計回りで下方向に移動する。
  6.4.3 スペーサ(紙、プラスチックの板)を入れながら、オフセットを調整する。スペーサがノズルの下に来るようし、ノブを回してノズルを慎重に下げる。ある程度下げるとスペーサに引っかかる抵抗を感じるようになるので、その位置で止めるノブを押し込み設定を適応する。※この設定は電源を消すと毎度リセットされます
   6.4.4 このセッティングはわかりにくいと思うので動画を用意しました。↓
6.5 フィラメントをセッティング
      ※交換しない場合は5.6へ
  6.5.0 前のフィラメントはノズルを熱してから外す。ノブを押し、[Control][Temperater][Nozzle:  0]を選択。温度を200度まで上げてノブを押し込んで設定を変更する。
  6.5.1 ロックを押し下げる
  6.5.2 新しいフィラメントを挿入する(斜めにカットすると挿入しやすい)
  6.5.3 奥までしっかり入ると6cm程度入る 
  6.5.4 これもわかりにくいと思うので動画を用意しました。↓ 

6.6 以上がすべてできたことを確認してから下に進む
 

7 : 3Dプリンターで印刷

7.1 再度、octoprintにアクセスする
7.2 必要であればビルドプレートにスティックのりを塗る
      ※スティックのりは構造物の剥がれを抑制し、失敗をある程度防ぐことができる
7.3 右上の印刷ボタンをクリックし、印刷できていることを確認する
 

8 : 停止、終了、強制停止、復旧の方法

8.1 停止方法
  8.1.1 octoprintから停止→
  8.1.2 octoprintから終了→
  8.1.3 コントローラから停止→
  8.1.4 強制停止→メイン電源オフ
8.2 異常事態発生時の対処法
  8.2.1 フィラメント詰まり→octoprintから停止、コントローラから停止。不要なフィラメントを切断し、再度セッティング
  8.2.2 ビルドプレートからの剥がれ→octoprintから終了、 コントローラから終了
  8.2.3 モーターの引っ掛かり→強制停止したあとにoctoprintから終了
  8.2.4 ノズルのノッキング→octoprintから終了、 コントローラから終了。ノズルのつまりをとる。治らない場合はスライスソフトの引き戻し設定を確認する。
  8.2.5 巻き込まれ→強制停止したあとにoctoprintから終了
8.3 復旧方法
  8.3.1 octoprintから停止(再開)→再生ボタンをクリック
  8.3.2 octoprintから終了→ビルドプレートから構造物を外し、5,6からやり直す
  8.3.3 コントローラから停止→コントローラから再開する
  8.3.4 強制停止→octoprintから終了し、ビルドプレートから構造物を外し、5,6からやり直す 
 

9 : 印刷が終わったら、後片付け

9.1 構造物をステージからはがします。
9.2 メイン電源のスイッチを切り、コントロールマシンからUSBケーブルを抜きます。

10 : トラブルシューティング

Q1, 以下の画像のようなものがoctoprintで表示された
A1, USBケーブルが3Dプリンターと問題なく接続できていることを確認して、[シリアルポート]を選択し[接続]を押して接続しなおしてください。 
 
Q2, ステージやノズルの位置を手で動かしたい
A2,コントローラーを一回押し込んで[Prepare][disable steppers]を選択してください。

Q3, ステージから構造物がはがれる
A3, ステージの温度を上げるか、ステージをアルコールで脱脂するか、スティックのりを縫ってください。反りによってはがれるときは構造物が冷めないように工夫してください。

Q4, 糸引きが多い
A4, gcodeの引き戻し設定とファンの冷却設定を見直してください

11 : 最後に

不明点はDiscordから板垣へ連絡を、些細なことでもOK
色々聞いてくれたら情報の追加がはかどるのでぜひよろしくお願いします


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